江田憲司代表代行は２３日、佐賀市を訪れ、参院選佐賀県選挙区に党公認で立候補している中村てつじ候補とともに街頭演説を行い、「安倍政権の暴走を止めるために、中村候補に皆さんの１票を託してほしい」と訴えた。
中村てつじ候補
中村候補は、「安倍政権が行なっている政策は、ヨーロッパ諸国などで行われているような、国民が安心できる政策ではなく、格差を広げる政策ばかりだ」――と安倍政権の政策を批判。さらに、「安倍政権は皆さんの年金の掛け金を使って株式運用しているが、思うように株価は上がらず、じりじりと値を下げている。昨年度は、おそらく５兆円の損失が出ているが、その運用結果を公表することを参院選後に先送りされてしまった。こんなことはやめさせなければならない。今回の参院選は、ふつうの人が豊かになっていく経済政策を選択するかどうかの選挙だ」「安倍政権のような、暗い、冷たい政治はもうやめにして、皆さんのために明るく、人にやさしい政治を行っていく民進党、そしてここ佐賀県選挙区では、私、中村てつじに皆さんの貴重な１票を託して欲しい」などと訴えた。
江田憲司代表代行
江田代表代行は、「民進党は、新しい政治の流れを作っていきたいとの一心で、民主党、維新の党などが合併して誕生した新しい政党だ。この民進党という名前は、読んで字のごとく、民とともに進む、常に国民の皆さんの立場に立って政治を進めると言うこと。特に、社会的に弱い立場にある方々に寄り添いながら進むと言う意味が込められている」と、民進党結党に際しての理念を説明。さらに、「その国民とともに進む民進党に、皆さんの思いを、ここ佐賀県では中村てつじ候補に託して欲しい。安倍政権の暴走を止めるために、この参院選では民進党にその１票を託して欲しい」と、声に力を込めて語りかけた。
