枝野幸男幹事長は23日、沖縄県を訪れ、同県が糸満市摩文仁の平和祈念公園で開いた沖縄全戦没者追悼式、連合沖縄が那覇市民会館で開いた2016平和オキナワ集会に参加した。
追悼式で県遺族連合会の宮城会長が「戦争につながる新基地建設に遺族として断固反対」などと述べたことについて、記者団から受け止めを問われた枝野幹事長は、「沖縄の皆さんのそうした民意をまずしっかりと正面で受け止めたうえでなければ、どういう決着を付けるにしても基地の問題はいい方向には進まない。残念ながら今はそういう状況ではないので、まずもつれた糸をほぐして、ゼロからもう一度組み立て直すべきだという立場でがんばっていきたい」などと話した。