岡田克也代表は5日、北海道釧路市内ではちろ吉雄候補とともに街頭に立ち、「1票差でもいいから、はちろ吉雄を国会に戻してほしい」と訴えた。
はちろ吉雄候補
はちろ候補は、「私には大きな業界の後ろ盾は1つもない。その分、どの候補よりも道民の皆さん1人1人に接し、その声を聞き、そしてその思いをしっかり代弁するために頑張っている」と切り出した。「若い皆さんと政治との架け橋」を目指すはちろ候補は、安保法制の廃止について「戦争に行くのは若い人だ。再び若者を戦場に送ってはならない、日本を戦争のできる国にしてはならない」と訴え、多くの若者が奨学金の返済に苦しんでいる現状には「若者が将来に希望を失って、日本に将来はあるか。日本が教育で立国する国ならば、この問題に全力を上げなければならない」と訴えた。
岡田克也代表
岡田代表は、「当選同期、25年間ずっと一緒に戦ってきたはちろ吉雄さんを、何が何でも当選させていただきたい」と切り出し、「北海道をくまなく歩き、北海道民の皆さんの声をくまなく聞く、最も足が地に着いた政治家だ。こんな政治家は自民党にはいない。北海道のことをしっかりやっていくために、こういう土臭い政治家を皆さんの力で国会に戻していただきたい」「一人ひとりが『はちろ吉雄』を1票でも2票でも増やして、1票差でもいいから当選させていただきたい」と訴えた。
また、北海道選挙区では改選議席数3に対し10人が立候補しているが、実質的には民進党候補2人、自民党候補2人の4人の争いとなっている。岡田代表は「ほかの野党を応援している人もいると思うが、この選挙区は4人の争いだ。あるいは、自民・公明党を応援している人もいるだろう。しかし本当に自民党に3分の2を与えて、憲法改正に進んでいいのかと疑問に思っている人はいるはずだ。そういう人は、今回は民進党に入れていただきたい」と、幅広い層に支援を呼びかけた。