岡田克也代表は選挙戦最終日の9日朝、東京・築地で小川敏夫候補と街頭演説をし、「国民生活の充実こそ政治の役割」と訴えた。

 岡田代表は「時代の大きな分岐点だ。アベノミクスは円安・株高という牽引車を失った。円安・株高の時期に、構造改革で日本の潜在的成長力を高めなければならなかったが、できていない。しっかりとした社会保障の改革を進めなければならなかったが、それもできていない。経済の成長も大事だが、それだけではだめだ。国民生活を充実していくことが政治の役割ではないか」と、漫然と過ごした安倍政権を批判した。

 東京都選挙区の小川敏夫候補は、「働く人、生活する人の視点で社会を立て直し、社会の活力を取り戻す」と訴えた。