本日、第24回参議院選挙の投票日を迎えました。
私たちは今、時代の大きな分岐点に立っています。本日の選挙での国民の皆様の選択が我が国の将来を大きく左右します。
戦後70年、私たちが歩んできた平和国家の道をこれからもしっかりと歩んでいかなければならない。国民一人ひとりが景気回復を実感し、普通の人から豊かになる経済政策に転換しなければならない。民進党はこの思いを胸に、この選挙戦を全力で戦い抜いてきました。
今回の選挙では政党を超えて、様々な皆さんが力を合わせました。特に10代、20代の若い皆さん、小さな子どもを抱きかかえたお母さんなど、これまで政治と距離があると思われていた皆さんが街頭演説に集い、プラカードを掲げ、大きな声をあげて頂きました。市民が中心になり、野党候補の一本化を実現した選挙区も数多くあります。その理由はただ一つです。安倍政治が余りに危うく、「国のかたち」や国民生活を壊しかねないからです。
与党は野党批判ばかり繰り返し、具体的な政策を語っていません。その与党が勝利すれば、白紙一任を取り付けたと主張します。それは年金積立金で株高を演出する政治、「言論の自由」「表現の自由」を脅かす政治を認めることです。昨年の安保法制を認めることです。そして、与党に憲法改正の「大義」を与えることになるのです。国民生活、民主主義、そして平和主義が脅かされています。だからこそ、多くの市民が立ち上がりました。この危機感を是非とも1人でも多くの方に共有して頂き、その輪を広げて頂きたいと考えています。
今回の選挙は18歳選挙権が認められた歴史的な選挙です。この選挙が将来の禍根となってはいけません。新たに選挙権を付与された10代・240万人の皆さんを含めて、投票所に足を運んで頂きたい。この選挙は安倍政治と国民の良識の戦いです。この戦いに参加しない、ということはあなたの未来を安倍政治に丸投げすることです。是非とも、自らの一票で未来を選び取って下さい。あなたの一票無しでは政治は変わらないのです。
以上