枝野幸男幹事長は選挙選最終日となる9日、秋田、宮城、青森の東北3県を回り、大接戦を繰り広げている松浦ダイゴ、桜井充、たなぶまさよ各候補者を応援。「安倍政治にブレーキをかけて、地方の声、暮らしの届く政治へと転換していこう」と支援を呼びかけた。
枝野幸男幹事長
枝野幹事長は青森市内で最後の訴えを行い、「この3年半、強い者ばかりに目を向いている、勝ち組ばかりに光が当たっている政治ではなかったか。地方が切り捨てられた政治ではなかったか。この青森で、たなぶまさよさんを勝たせることで、安倍総理が進める政治にブレーキをかけて地方の声、暮らしの声の届く政治へと転換させていこう」「上から目線の今の政治に対して、本当に気さくに、皆さんのなかに入っていき、皆さんと同じ目線で今の青森の現実を受け止めることができる、その声を届けていくことができるのは、たなぶまさよさんしかいない。たなぶまさよのためでもない、民進党のためでもない、皆さんの明日の暮らしのために、お子さんやお孫さんの明日の暮らしのために何としても、勝たせてほしい」と支援を呼びかけた。
たなぶまさよ候補
たなぶ候補は、「強い者をより強くする政治ではなく、本来耳を傾けて救わなければならない人たちの思いを国政に届けていきたい。そして、もう声は届かない、願いは届かないとあきらめていた人たちの思いを受け止めて、願いは届くのだと、その願いを受け止めて希望に変えていきたい。チャンスを作っていきたいと思っている。どうか、残りの時間、思いつく限りの方に声をかけていただき、私のためではない、歯を食いしばって必死で生きている人たちの、自分たちの努力ではどうにもならないところに追いやられて必死で生きている人たちの、その願いをかなえるための力を貸していただきたい。その思いを届けさせてほしい」と力を込めた。