野田佳彦幹事長は８日、新潟、富山、石川、福井、長野、京都、大阪の各民進党府県議でつくる「北陸新幹線の整備を推進する議員の会」のメンバーを国会内に迎え、北陸新幹線の整備促進を求める要望書を受け取り、意見交換した。党本部からは長浜博行ネクスト国土交通副大臣が同席した。
「議員の会」メンバーの山本正雄福井県議（党福井県連代表）は、民主党政権時代に敦賀までの新幹線建設が認可されたことに謝意を表明したうえで、開業予定の前倒しを要請した。また、大阪までの全線開業のために、京都・新大阪間のルートが早期に決定されるよう努力してほしいと述べた。
野田幹事長は、当時の野田政権の中で認可に関わった経緯に触れ、党内のコンセンサスを踏まえながら後押しできることはしていきたいと話した。長浜ネクスト国土交通副大臣は、「われわれはこれまでも必要な公共事業はやるということでやってきた。国土交通の現場でも衆参合わせて、党派を越えて頑張っていきたい」と応じた。
意見交換する野田幹事長と「議員の会」メンバーら