民進党の近藤昭一副代表は21日、市民団体が国会前で開いた集会「稲田防衛相、金田法務相はただちに辞職せよ! 2・21国会前緊急行動」に党を代表して参加した。
近藤副代表はあいさつの中で、「政治の役割が本来命を守るものであるにもかかわらず、現政権が真逆のことをしている。こうした政治を転換するために安倍政権を倒す。稲田防衛相、金田法務相を辞任させる。そのために野党が連携してがんばっていくことを誓う」などと表明した。
この集会は、衆院予算委員会の審議で稲田防衛相の南スーダン情勢と関連した憲法無視の発言、金田法相の共謀罪に関する議論封じ等、立憲主義の立場から見て到底容認できるものではないとの思いを強くした「戦争させない・9条壊すな!総がかり実行委員会」などの市民団体が共催で開いたもの。民進党をはじめ、共産党、社民党、自由党、沖縄の風の代表者が連帯のあいさつをした。