小川敏夫参院議員会長は2日夕、定例記者会見を国会内で開いた。
学校法人森友学園に大阪府豊中市内の国有地が極端に安く売却された問題をめぐって、自身が28日に質問に立った参院予算委員会の質疑内容を振り返り、売却額の減額要因として財務省理財局長が地下3メートルまでの廃棄物と汚染土壌の除去費用を含めて算出したと答弁していたが、その埋設されていたとされるごみに関して何の確認作業も行っていなかったことが明らかになった旨を語った。「ごみがあって、その処理費用が高くかかるという問題ではなく、ごみの撤去費用そのものがそもそも必要だったのかという大きな疑問が出てきた」と指摘した。