蓮舫代表は14日、熊本地震から1年1カ月が経過した熊本県を訪れ、仮設住宅で避難生活を余儀なくされている住民らの声に耳を傾け支援を誓った。
地震で崩落した阿蘇大橋など南阿蘇村の状況を吉良村長の案内で見て回ったのち陽ノ丘仮設団地で暮らす住民らと意見交換を行った。
視察後、記者団の取材に応じた蓮舫代表は、「全壊半壊した家を再建しても、次の世代が戻ってこないという不安を抱える方たちがいる。コミュニティをどう自治体と通じ支援していくのか、大きな課題だ」と述べた。
安倍政権の復興に関する取り組み姿勢をどう評価しているか聞かれ、「政局にしてはいけないというのが大前提。与党も野党もない」とした上で、「1年1カ月経ち、例えば東京での報道は随分少なくなったが、地元の森本総支部長などもいるので、丁寧に話を聞いて、私たちが国会でできることを引き続きやっていきたい」と答えた。
視察には、熊本3区総支部の森本康仁総支部長と真重正仁幹事長が同行した。