共謀罪法案(組織犯罪処罰法改正案)を審議する衆院法務委員会で19日午後1時過ぎ、自民・公明・維新の3党は質疑を打ち切って法案を強行採決した(動画の冒頭は、「審議時間はもう十分。私の質疑のあと、ただちに採決してほしい」などと与党に求める維新の丸山議員)。
野党筆頭理事の民進党・逢坂誠二議員は記者団に、「これが法治国家なのか。ひどい話だ。しかも委員会の審議に出ていない委員外の者に『審議時間は十分だ』などと言わせて、責任放棄も甚だしい。こんなばかなことを認めるわけにはいかない」などと与党の暴挙に強く抗議し、採決の撤回や質疑の継続を求めていく考えを表明した。