蓮舫代表は4日、7月に実施される東京都議選の党公認候補予定者である鈴木たつお(すずき・たつお)氏、竹田光明(たけだ・みつあき)東京都第20区総支部長らとともに東京・東大和市内のイトーヨーカドー東大和店前で街頭演説を行った。
鈴木候補予定者は、「民間企業で叩き上げられてきた感覚で、この都政を徹底的に改革していく。そして、改革を目的にするのではなく、皆さまにとって納得のできる、分かりやすい都政運営の実現に全力を尽くしていく」と述べ、掲げる政策として(1)未来の東京、強い東京を作っていくための子どもへの教育投資(2)23区と比べまだまだ交通面で劣っている、この地域の社会交通インフラの改善(3)働く現役世代も高齢者も、年を重ねていくことに不安を感じない安心して暮らせる街づくり――について訴えた。
蓮舫代表は、「政治は誰のためにあるのか。それは、力強い権力や、力強いリーダーや、そのリーダーのイエスマンのためではない。都民のため、国民のためにある」と訴え、「数字をこれから勉強する人に議会を担って欲しくない。歳入と歳出、基金のあり方、問題はどこにあるか。数字をひと目で分かって、どうやって再分配をしていけるか分かる人が必要だ」と述べた。