山井和則国会対策委員長は4日、北朝鮮が3日に核実験を強行したことを受けて国会内で開かれた与野党国対委員長会談に出席。笠浩史国対委員長代理が陪席した。
会談終了後に記者団からの取材に応じた山井国対委員長は、「明日、閉会中審査で外務委員会を開き、そして質疑ののち、核実験に対する非難決議をすることで合意した」と明かした。また、政府・与党に対する要望として(1)その場しのぎの対応ではなくて、しっかりと早急に臨時国会を開くべき(2)危機管理上、安倍総理が公邸に泊まるようにすること(3)(ミサイル発射等に対する)国民の万全の対策のため、早めに様々な情報を開示する――以上3点を自民党の森山国対委員長に伝えたと説明した。
明日の閉会中審査の時間を記者団から問われると山井国対委員長は、「閣議があるので10時半から開きたいということだった。とにかく現場でできるだけ十分な質疑時間をとれるように協議することになる」と語った。
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与野党国対委員長会談