松野頼久国会対策委員長は25日、自民党の森山国会対策委員長と国会内で会談した。終了後に記者団の取材に応じた松野国対委員長は、28日に召集される臨時国会で北朝鮮に対する非難決議を行わないとする見方もあることを念頭に、「北朝鮮問題に関しては与党も野党も関係なくしっかり協力していくので、もし北朝鮮の決議を行う議運(議院運営委員会)を開くなら喜んで出席すると申し上げた。北朝鮮の決議はするべき」と北朝鮮に対する非難決議を行うよう自民党に要請したことを明かした。それに対する自民党からの回答は、「その文案を作成して明日の議運で提示できるのではないかということだった」と松野国対委員長は述べた。

 松野国対委員長は、「あれだけ国連で非難をしておきながら、国会での決議を解散のためにしないというのは言語道断。考えられない」と強調した。

 内閣不信任決議案の提出は考えているのかという記者団からの問いかけには、「内閣不信任案は国対委員長の一存では決められない。最高幹部と相談して考えていきたい」と説明した。

民進・自民国対委員長会談

民進・自民国対委員長会談