民進党総合選挙対策本部顧問で元代表の蓮舫参院議員は6日、佐賀県唐津市を訪れ、希望の党公認で立候補予定の大串博志前衆院議員の会合でマイクを握った。
蓮舫議員は、「一緒に戦ってきた仲間は宝。宝の仲間の中でも、これから先もずっと政治活動を共にしていきたい人だけを私は応援したいと思っている。その中で、もっとも応援をしたいのが、唐津の代表の、皆さま方の大串博志さん。私が代表時代に政調会長の大串さんには何を聞いても答えが出てくる。動物の生態についても答えられる。知らないものがないのかというくらいに秀才という名を欲しいままにしてきた人材」などと大串前衆院議員の人物を紹介した。
約5年続いている安倍政権により格差が広がり、子どもを産みたくても産みづらい状況にあることを取り上げた蓮舫議員は、「すべては子どもたちのために。私たちを支えてくれるのは次の世代。働く人たちが増えて税収が増える。人生の先輩方を支える社会保険料や税金を納めてこの国を支える次の世代を育てよう」などと呼びかけた。
大串前衆院議員は、「蓮舫代表のもとで政調会長を務めて、いろいろな政策の提案、対案、反論の限りを尽くして、私たちの正しいと思える政策を訴えてきた。しかし、最後は安倍総理は数でとにかく押してくる」と安倍政権が議論を封じて強行採決を多用したことを説明。「(強行採決に)慣れっこになったら絶対にいけないと思う。強行採決が当たり前になるということは、少数の声は常に踏みにじられるということ。一言も聞かれないということ。(100分の)51を持っていたらその意見が全て通るということ。49の意見は一つも通らない。こんなばかなことはないと思う」などと強く訴えた。