民進党・新緑風会は21日午前、参院本会議を前に国会内で議員総会を開いた。
本会議で安倍総理の所信表明演説に対する代表質問に立つ大塚耕平代表は、「『民進党は生まれ変わるとき』ということを痛感させていただくような先週土曜日の全国幹事会だった」と振り返り、それに先立ち行われた自治体議員フォーラム世話人会、全国青年委員会役員会、女性議員ネットワーク会議世話人会等との意見交換でも「生まれ変わるときだ」ということをひしひしと感じる建設的な議論が行われたことを紹介した。そのうえで「この場を借りて御礼申し上げるので、それぞれの地域の関係議員にお伝えしてほしい」と議員総会出席議員に要請した。
「(新代表に就任した)両院議員総会のときに『話し合うとは聞きあうことだ』と申し上げた。さらに諸々の会議で感じたのは『強くなるには認め合うことだ』ということ。考え方や判断を強要するような言動では本当に平和で民主主義的な社会はつくれないと思っている。今日の質問では後半で保守とリベラルの考え方について少し質問する。白眞勲先生に負けないように明るく質問する」と語った。
小川敏夫参院議員会長は、「いよいよ今日から論戦がスタートする。大塚代表が代表質問に立つ。民進党ここにありという姿をしっかりと見せていただき、一丸となってがんばっていく」と述べ、協力を呼びかけた。