参院の民進党・新緑風会、日本共産党、希望の会(自由・社民)、立憲民主党、沖縄の風の野党5会派は9日午前、与党が与野党間の合意がないまま参院本会議を開催したことに抗議し、次の通り共同声明を発表した。
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野党共同声明文
森友学園との国有地の取引に関する財務省の決裁文書が、「改ざん」されたうえで国会に提出されたという疑惑が事実であれば、国政の根幹を揺るがす極めて深刻な事態である。
本日の本会議は、疑惑を持たれた財務省所管法案であり、国の根幹をなす最重要議案である所得税法等改正が議案となっている。国民の間にある疑念を晴らさず、また野党の合意ないまま、このような重要な本会議を開催することは、到底認めることはできない。政府・与党には猛省を促すものである。
この問題は、国権の最高機関であり、また良識の府である参議院の権威をかけて、速やかに事実を確認して、国民の信頼を回復すべきものである。
我々は、以上の認識で一致し、政府・与党に強く抗議するものである。
平成30年3月9日
民進党・新緑風会 那谷屋正義
日本共産党 井上哲士
希望の会(自由・社民) 木戸口英司
立憲民主党 蓮舫
沖縄の風 糸数慶子