民主党と維新の党は15日午後、選挙関係調整会議を国会内で開いた。民主党からは枝野幸男幹事長、玄葉光一郎選挙対策委員長が出席した。
会議終了後、記者団の取材に応じた玄葉選対委員長は、「本日の民主党の常任幹事会で、6人の衆院公認内定を決定することを維新側に申し上げた。来週にも何人か公認内定を出す予定だ。さらに、新党結党後出来るだけ早く衆参の公認内定者の一斉確認をしたいと思っている。維新の現職がいる競合区についての本格的な調整を開始している。先日、愛知4区で合意した。現在は神奈川6区と長野3区で調整に取り掛かっている。民主の新人公認内定者と維新の新人支部長公認内定者が、一部選挙区ではしばらく並存するところも出てくることを確認した。できるだけ早く一本化する方向だ」などと述べた。
4月24日投開票の補欠選挙が新党結党後最初の大きな国政選挙になるとして、補欠選挙とに臨む構えや決意を問われた玄葉選対委員長は、「小選挙区の補選ではこれまで1度しか勝っていない。基本的にはチャレンジャーとして向き合う。厳しいがやってやれないことはない。勝ちに行きたい」などと述べた。