緒方林太郎議員は18日の衆院TPP特別委員会で、「震災対応には、与党も野党もない。いち早い復旧、復興に尽くしたい」と述べ、「こういう時、TPPの審議をしている場合ではない。TPPに対して国民の不安が大きい中、この震災が起った。こういう状況で審議を進めても、国民の幅広い理解を得ることは難しい。いったん継続審議とし、落ち着いて審議を行うべきだ」と政府・与党に問うた。
震災対応については(1)医療活動は想定より長期にわたるので、きめ細やかな対応を(2)広域連携が重要で時間が経つに従ってニーズは変化する(3)現場の声に寄り添った施策をしっかりやっていただきたい――等政府の対応を求めた。
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「TPPの審議より震災対応に全力を」と求める緒方議員