米国を訪問中の藤田幸久国際局長と牧山ひろえ国際局副局長は6日、ニューヨーク在住日本人及び「海外有権者ネットワークNY」と意見交換会を開いた。
藤田局長は冒頭のあいさつで、参加者に謝意を述べるとともに、3月末に民進党を結党したことを報告した。在外投票制度の現状について、投票の約9割が在外公館での投票であり、また投票率自体が低下傾向にあることから投票率改善に向けた在外選挙人の登録のあり方などについて国会で取り上げたと説明し、今後こういった課題に党として、改善に向けた方策を検討していきたいと表明した。
牧山副局長は、自身が倫理選挙特別委員会委員長を務めた経験や18歳選挙権の実現、各国の投票率向上に向けた取り組みなどを紹介した。
会場からは、ネット投票の実現可能性や総務省に設けられた研究会の議論について意見や質問が出され、活発な議論が行われた。また、在外選挙人登録の迅速化について具体的な提案が寄せられ、藤田局長から今後そうした提案の実現に向け取り組んで行くと述べた。