岡田克也代表は11日午後、滋賀県草津市で記者団に対し、「国会の場で堂々とものを言わない安倍総理は、『逃げ隠れ総理』だ。非常に恥ずかしい」と批判した。
「安倍総理は国会が閉会した日の記者会見で消費増税の再延期を打ち出した。これは、国会で議論することのないことを見越しての発表でずるいことだ。また1億総活躍の中身などは、1年前には全く言っていなかったことを今になって急に言いだしたが、そもそもはわが党がずっと言い続けてきたことをまねしただけだ。そういう遠くからほえている感じを見ていると、本当に『逃げ隠れ総理』だと思う。消費増税再延期をやるなら、国会の場で堂々と言えばいい。反論される恐れのないところでいろいろと言っている姿は総理大臣として非常に恥ずかしい」と、厳しく突き放した。
原発政策について問われた岡田代表は、「われわれは40年ルールを厳格に運用していく。原発の新たな建設は認めない。これがわれわれの基本的な考え方だ」と答えた。