野田佳彦最高顧問と蓮舫代表代行が22日、そろって参院選の応援のため千葉県内を回った。民進党は小西ひろゆき、水野けんいち両候補を千葉県選挙区で公認している。

 野田最高顧問は、千葉市内の街頭演説で「アベノミクス、もう賞味期限が切れている。3年半経って皆さんの家庭に、職場に届いていないものが4年、5年経ったら届くのか。アベノミクスは争点ではなく、害毒をばらまくだけ」と厳しく批判した。

 蓮舫代表代行も「安倍総理は口を開けば、経済は良い、景気は良い、アベノミクスは大成功だと言っている。しかし3年半経ち、なぜ賃金が上がらないのか。ご飯が食べられない子どもたちがいる。貧困から抜け出せない親を、自己責任だとする今の政治は絶対におかしい」と訴えた。