玄葉光一郎選挙対策委員長は4日、横浜市内で開催された全日本電機・電子・情報関連産業労働組合連合会(電機連合)の第64回定期大会に来賓として出席し、あいさつの中で参院議員選挙での民進党に対するより一層の支援を要請した。
玄葉選対委員長は、本定期大会への祝意と民進党に対する日頃からの支援に御礼を述べた後、終盤を迎えた参院選について「まだまだ最後の最後まで情勢は分からない、各選挙区で大接戦の状況だ。比例代表での矢田さんへの投票とあわせ、選挙区では電機連合に推薦を頂いている民進党の公認・推薦候補への投票をぜひお願いしたい」と呼びかけた。その上で、「我々は必ずまた政権をとる。政治は生活者のためにあり、今まさに日本の分かれ道にある、それを決める今回は大変重要な選挙だ」と力強く参加者に訴えた。
電機連合の有野正治中央執行委員長はあいさつで、参院議員選挙に電機連合から出馬している民進党公認「矢田わか子候補の必勝に向け、本大会を最後の意思結集を図る場としていきたい」とし、「残り5日間でやれることをすべてやりつくし、最後の最後まで呼びかけ運動を行い、矢田わか子の当選を確実なものにしよう」と力強く呼びかけた。また、自身の今大会における委員長退任を明らかにした上で、「労働運動を取り巻く情勢は厳しくなっているが、だからこそ自分たちの果たすべき役割も大きくなっている」とし、「すべての組合において組織強化という課題に向き合ってほしい」と述べた。
定期大会には電機連合の政治顧問でもある大畠章宏衆議院議員、加藤敏幸・石上俊雄両参議院議員も来賓として出席した。