蓮舫代表は9月29日、都内で開催された自動車総連の「政策推進コンベンション2016」に出席し、連帯のあいさつを行った。同集会は、自動車総連が加盟役員や地方政策担当者、組織内議員等を集め組織の政策推進活動の起点として毎年開催するもの。
あいさつに立った蓮舫代表は、先の参院選での自動車総連の支援協力への御礼の後、自身の車に対する思いや愛着を述べた。また民進党代表として、批判から提案型の国会論戦に臨むことの決意を表した。
車に関する税制については「正面から向き合い、その必要性、やめた場合の財源など皆さま方と真剣に議論させていただきたい」と述べた。また「人口減少社会のなか、世界に打って出る裾野の広い産業は自動車しかない。そこには夢があり挑戦する気概がある、その時民進党はどのような政策を立てていくのかを皆さんと議論して打ち出していきたい」とし、さらに「もう一つ大事なことは『働き方改革』だ。安倍総理も働き方改革大賛成というが、その中身は例えば非正規雇用をなくすと言いながらその逆方向で派遣法を改正するなど矛盾している。私たちは信頼を積み重ねるため今後とも皆さんと双方向の議論をさせていただきたい」と述べた。