民進党は11日午後、「次の内閣」会議を国会内で開いた。
蓮舫代表があいさつに立ち、同日告示された衆院東京10区と福岡6区の補欠選挙に向かう民進党の姿勢について「蟻が象に向かっていく戦いである。昨今の国会での議論を見ると、TPPがとんでもない内容なのはもちろんだが、年金カット法案、介護が劣悪に向かうなど、(安倍政権は)生活を壊そうとしている。『
株価が上向けば何でもいい』という方向性は絶対に許せないと、しっかり補選で主張するべきだ」と力を込めた。
会議終了後、階猛政務調査会長代理は、「次の内閣」の下に(1)エネルギー環境調査会(玄葉光一郎会長)(2)税制調査会(古川元久会長)(3)沖縄研究会(細野豪志会長)の設置及び(4)閣法等の分類――の了承を報告した。エネルギー環境調査会長及び税制調査会長が「次の内閣」メンバーとなるため18日の常任幹事会で正式に確定すると補足説明した。