神本美恵子副代表・男女共同参画推進本部長は8日、刑法(性犯罪規定)改正の早期実現などを求める市民らが国会内で開いた「#なかったことにはできない」院内集会に出席し、あいさつに立った。
神本副代表は、「前川・前文部科学次官が「なかったことにはできない」と、とても勇気ある発言をし続けているが、本当に恐ろしい社会になっていると感じる。女性に対する性暴力の問題でも、加計学園の問題でもそうだが、政府全体で、あったことをなかったことにする、黒を白と言い換えるということが続けられている。われわれ国会議員は、国民の代表として国会にいて、国民の声をしっかり反映させて審議し、政策にしていく。行政や司法がおかしなことをしていたら、それに対して国会の中でチェックしていかなければならない。しかし、国会でどんな資料を提示しても認めない、経緯は一切話せない、の一点張りだ」として、「これからも皆さんと相談しながら進めていきたい。最後まで一緒にがんばりましょう」と呼びかけた。