日本郵政グループ労働組合(以下、JP労組)が14日から広島市内で開催した第10回定期全国大会に、玉木雄一郎幹事長代理が党を代表して出席し、連帯のあいさつを行った。
玉木幹事長代理は、JP労組定期全国大会への祝意と昨夏参院選での難波奨二参院議員の再選押上げに謝意を述べ、最終盤の緊迫する国会状況、とくに共謀罪法案や加計学園に関わる問題を説明した後、「いま永田町には2種類の犬がいる。一つは権力のポチで、権力者の意向を忖度(そんたく)して物事を進める犬。もう一つは国民の番犬で私たちがめざすもの。働く者・納税者・国民の立場から権力の私物化がされていないかチェックする勢力が必要だ。一強になって権力のゆるみやおごりが見られる中、われわれの役割が必要だと今国会であらためて感じた」と述べ、「民進党が国民のために頑張るしかない。そのために皆さんと連帯を深め、まじめに額に汗して働く国民のために働く政党が必要だ。だから私たちはもう一度政権を目指し、理念と政策を整理して皆さんと力を合わせて、安心して希望をもって働いていける社会を作り上げるために全力で頑張りたいと思う。郵政に関することも皆さんと意見交換を深めながら取り組んでまいりたい」と力強く決意表明した。
大会には、赤松広隆、奥野総一郎の両衆院議員も出席した。