民進党安全保障調査会長 岡田克也
北朝鮮が昨日深夜、弾道ミサイル1発を日本海に向けて発射し、北海道西方の我が国EEZ内に落下した。累次の国連決議に明白に違反し、断じて容認できない挑発行為である。改めて北朝鮮に対し厳重に抗議し、強く非難する。今月4日に続き、今回もICBMとの情報もある。政府は分析を急ぎ、速やかに情報開示すべきである。
改めて強調するが、日米韓の緊密な連携を図りつつ、中国をはじめとする関係国への働きかけを一層強め、北朝鮮への制裁の実効性をより高めていく必要がある。日米韓はもとより、日中首脳間でも緊密なコミュニケーションを図ることが極めて重要である。
他方、こうした極めて深刻な局面において、事態に対応すべき防衛大臣が防衛省・自衛隊の混乱を招き、幹部を含め辞任に至ったことは極めて問題である。我が国と国民の平和と安全をないがしろにする安倍総理の責任は厳しく問われるべきである。
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