野田佳彦最高顧問は7日、日本基幹産業労働組合総連合(基幹労連)が大阪市内で開いた第15回定期大会に出席し、あいさつした。
野田最高顧問は、昨年の参院選で惜敗した基幹労連組織内「とどろき利治」候補への応援に選挙戦最終日に駆け付けたことに触れ「非常に残念だ」とし、また本大会で退任される工藤智司基幹労連中央執行委員長には「民主党時代から今に至るまで大変な時期を支えていただいた」と敬意を表するとともに、全国の基幹労連組合員に対して、日頃の支援に謝辞を述べた。
そして9月1日に前原誠司代表を先頭とする新しい執行部が発足したことを受けて、「しっかりと支えて二大政党制の足掛かりにしたい。今の民進党に必要なのは財源から逃げないで老後や福祉など社会保障政策で、われわれが目指す社会像を示せるかだ」と述べた。
なお、工藤中央執行委員長の後任には、神田健一事務局長が新中央執行委員長に就任した。