大塚耕平代表は25日午後、全日本電機・電子・情報関連産業労働組合連合会(以下、電機連合)が横浜市内で開いた第104回中央委員会に出席し、あいさつした。
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大塚代表は、中央委員会への祝意と昨年行われた総選挙に関するおわびと支援に対するお礼を述べ、「次の総選挙に向けて国民の皆さまに政府を選んでいただけるような状況を作らないといけない。立憲民主党、希望の党との3党連携の枠組みを作るのが私の責務で、今は生みの苦しみの途上だとご理解いただきたい」と述べた。
また、民進党や国会議員の役割について、「労働組合や労使協議で解決できない問題、すなわち法律を作ることや政策変更することは、私たちが一致結束して政府霞が関に向き合うことによって実現できることだ」と述べ、電機連合組織内の石上俊雄・矢田わか子両参院議員への引き続きの支援を呼びかけた。
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電機連合の野中孝泰中央執行委員長
電機連合の野中孝泰中央執行委員長は2018春季生活闘争や働き方改革への取り組み方針を述べた後、今の政治状況について「1強政治の歪みはいたるところに出てきているのではないか。緊張感ある政治体制として政権交代可能な2大政党的体制を目指さなくてはならない。その視点から一つの固まりに向けた流れが生まれてくることを強く期待したい」とあいさつした。
同中央委員会には、電機連合名誉顧問の大畠章宏前民進党衆議院議員も出席した。
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電機連合 第104回中央委員会 参加者は約1500人